【ドル円今週の相場分析 7/13~】チャート&オーダーから見える厳しい現実と来週のトレードのヒント

相場見通し

来週の相場予報

161円台の攻防!ドル円チャートが語る大衆心理とトレンドの残酷な現実

USD/JPY(ドル/円)
初心者向け

みなさん、こんばんはこんにちは!専業トレーダーの視点から、現在の相場状況と来週の見通しを、初心者の方にもわかりやすく丁寧にお話ししていきますね。

「どこまで円安は進むんだろう…」と不安に思っている方も多いかもしれません。現在、ドル円は161.705円という歴史的な高値圏で激しく動いています。多くの人が「もう限界で下がるだろう」と感覚で考えてしまいがちですが、チャートや注文データという冷徹な事実は、全く違う「残酷な現実」を教えてくれているんです。来週のトレードのヒントを一緒に探ってみたいと思います。

1. 今の全体的な「流れ」はどう?(週足・日足)

まずは、大きな相場の方向性を確認してみましょう。長い目で見ると、ドル円は依然として「強い上昇(円安ドル高)の流れ」の中にあります。

週足(長期)
上昇トレンド継続

ずっと右肩上がりが続いていて、勢いがあります。短期の平均線である「20EMA」よりもずっと上の位置で価格が動いているので、まだまだ買いの力がとても強い状態です。

日足(中期)
サポート強固

約160.576円付近にある黄色の線が、しっかりとしたサポート(下値支え)として機能しています。ここを大きく割り込まない限り、基本は「上向き」と考えて大丈夫です。RSI(過熱感を見る指標)も64.4前後と、さらなる上昇の余力を残しています。

💡 専業トレーダーのメモ: かつて160円は「天井」だと思われていましたが、今や力強い上昇を支えるための「強固な床(土台)」へと役割を変えているんです。

2. 最近の小さな動き(4時間足・1時間足)

少し短い期間に目を向けると、現在は次の上昇に向けて「お休み中」といった雰囲気が見られます。

4時間足
パワー蓄積中

161.7円前後で少し足踏みをしています。MACDという指標が少しマイナス圏にあり、上昇の勢いが一旦落ち着いて、エネルギーを溜めている段階に見えます。

1時間足
短期的には調整

急激な動きがあった後、茶色の線(200EMA)の下に潜り込んでいます。短期的には「161.836円付近」にある赤い抵抗線(壁)をしっかり超えられるかどうかが、来週最初の注目ポイントになります。

3. 他のトレーダーは何を考えている?(ポジションと注文)

ここが今回の分析で一番面白い、そして注意しなければいけないポイントです!世界中のトレーダーが持っている注文データ(オーダーブック)を覗いてみましょう。

現在の注文比率(驚きのアンバランス!)

  • 持っている注文(未決済ポジション): 売り(ショート)が 68.91% / 買い(ロング)が 31.09%
  • これから出す予約(未約定オーダー): 買い(ロング)が 74.98% / 売り(ショート)が 25.02%

実におよそ7割近いトレーダーが「もう下がるだろう」と感覚で売ってしまい、含み損を抱えて苦しんでいます。そして、これから仕掛けたい予約注文の約75%は買いに偏っています。この事実は非常に重要なので常に頭の片隅に置いておきたいです。

163.000円(損切りの壁)

162.000円(心理的節目)

現在値付近 (161.705円)
160.00〜160.50円(巨大な買い支え)

4. なぜ「売り」が多いと価格が跳ね上がりやすいの?

「みんなが売っているなら下がるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、相場には「踏み上げ(ショートスクイズ)」という恐ろしい仕組みがあります。

価格が跳ね上がる3つのステップ

  • ① 売り決済は「買い」である: FXで売りから入った人は、取引を終わらせるためにいつか必ず「買い戻す」必要があります。つまり、約7割の売りポジションは「未来の大量の買い注文予約」なのです。
  • ② 損切りが燃料になる: 予想に反して価格が上がると、売り手はこれ以上損をしないために「損切りの買い注文」を置きます。これが次々と発動して上昇のガソリンになります。
  • ③ 買いが買いを呼ぶ連鎖: 「決済の買い」でピョンと跳ね上がったチャートを見て、他のトレーダーが「乗り遅れるな!」と「新規の買い」を入れ、ロケットのように急上昇します。

5. 来週のシナリオと段階的なターゲット

もし、161.836円の壁を勢いよく超えて「踏み上げ」が起きた場合、価格が段階的に目指していくターゲットを整理しました。

🚀
第1〜第2ターゲット

162.000円 〜 162.870円付近
まずはキリの良い数字である162円、そして過去に何度も止められた直近の高値エリア(162.580円〜162.725円など)を目指します。

🔥
最終大本命ターゲット

163.000円の大節目
データを見ると、163.0円のラインにもの凄く長い「買いの予約注文」が突き出ています。ここを超えると売り手が完全にギブアップし、さらにドカンと円安が進むリスクがあります。

来週のトレードアドバイス

  • 基本の流れは「上向き」!焦って「もう高いから」と売りで入るのはとても危険です。
  • まずは161.836円付近を突破できるかどうかをじっくり見守りましょう。
  • もし160円台まで一時的に下がることがあれば、そこは絶好の「押し目買い(安くなったところを買う)」チャンスになる可能性があります。

よくある質問(FAQ)

Q踏み上げが起きる前の「予兆」ってありますか?
はい、主に3つあります。「①現在の価格の少し上に損切りの買い注文がどっさりたまっている」「②売りポジションが7割近くまで偏っている」「③チャート上で何度も止められた壁に、価格がジリジリと張り付くように近づいている」ときです。今のドル円はまさにこの条件が整いつつあります。
Q短期的には下がっているように見えますが、買ってもいいですか?
1時間足などでは少し勢いが落ち着いて調整の形になっています。焦って今すぐ飛び乗るのではなく、161.836円をしっかり超えていくか、あるいは160円台前半のサポートまで引きつけてから買うのが安全ですよ。

※本記事は、市場データやチャートに基づく個人的な見解をまとめたものであり、投資の最終決定はご自身の判断と責任において行っていただきますようお願いいたします。


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