ユーロ円今週の相場見通し 7/20~】6割の売り手が捕まった?186円の攻防と「ロケット急騰」シナリオ

相場見通し

今週の振り返りと来週のヒント

【EUR/JPY】ユーロ円上昇トレンドの「深層」!186円の攻防とオーダーブックから視る来週の見通し

EUR/JPY(ユーロ円)
初心者向け解説

みなさん、今回は多くのトレーダーが熱い視線を送る「ユーロ円(EUR/JPY)」の現在地と、来週の見通しを優しく丁寧に解説していきます。

現在のユーロ円は、チャートをパッと見るだけでは「まだまだ続く長い上り坂」の途中に見えます。

しかし、世界中の注文が集まる「オーダーブック」をのぞくと、表向きの静けさとは裏腹に、大衆心理の逆張りが生み出したセンチメント(市場心理)の大きな歪みが浮き彫りになってきます。

いまのユーロ円は、ズバリ「チャートは盤石な上昇構造だけど、上と下に明確な損切りの地雷原が控える緊張の局面」です。まるでお天気を予想するように、明日からの作戦を一緒に会議していきましょう!

大きな流れはまだ青空!多重の床が支えるユーロ円

まず上位足(長い期間のチャート)から確認すると、数年来続いているユーロ円の強気トレンドは、今もまったく崩れていないことが分かります。

長い期間(週足・日足)
盤石な上昇の系譜

週足チャートでは、移動平均線(20EMA)が価格を下からしっかりと支える「動的な床」として機能しています。日足レベルでは、ボラティリティ(値動きの幅)が徐々に広がる「ブロードニング・フォーメーション(拡大ウェッジ)」という形を作りつつも、上昇チャネルの枠組みの中に美しく収まっており、長期的な強気構造は揺らぎません。

短い期間(4時間・1時間足)
鉄壁の多重防衛線

1時間足や4時間足では、安値を着実に切り上げる「水色の斜めの線(トレンドライン)」が引けます。このラインに加えて、過去に何度も踏ん張った水平のサポート、そして移動平均線が同じ価格帯にギュッと重なっています(根拠の合致)。一時的に風雨が吹いて価格が下がっても、この多重の床がクッションになるため、非常に底堅い状態です。

【データの歪み】6割が売っている?非対称な需給の正体

価格が高値圏でキープされる中、現在の市場参加者のポジション状況(センチメント)には、非常に興味深い「ズレ」が発生しています。

「未決済ポジション:売り 60.55%」 vs 「未約定オーダー:買い 64.03%」

このデータは、「そろそろ天井だろう」と逆張りで売っている大衆(ショート勢)が6割を超えている一方で、これから新しく待ち構えている指値注文は6割以上が「下がったら買いたい(ロング)」であることを示しています。この需給バランスを視覚的に整理してみましょう。

187.00円(心理的節目・まとまった損切りの最終地)

186.50円(過去に意識された真空地帯の手前)

186.00円〜186.10円(★最も激しい売りの損切り地帯)

現在の価格(185.772円付近)※含み損を抱えた売り手さんが60.55%で過熱中

185.50円(直近で何度も支えられている小さな床)

185.00円(★青いトレンドラインと重なる最大の砦)

184.00円〜184.50円(日足20EMAが控える最終防衛線)

現在価格のすぐ上にある「186.00円」の壁を超えると、耐えきれなくなった売り手たちのあきらめの注文(買い戻し)が一気に爆発する仕組みになっています。一方で下値には、64%を超える「押し目買いの予約」がずらりと並んで床を補強しています。

行く先占う2つの未来:ロケット急騰か、それとも深いお休みか

来週、ユーロ円がどちらの壁を先に壊すかによって、相場のお天気はガラリと変化します。

🚀
186円突破による「ロケット急騰」お天気
注目ポイント:186.00円〜186.10円の決壊

もし価格が186.00円のレジスタンスを力強く超えていくと、捕まっている6割の売り手たちの損切り(強制的な買い戻し)が次々と連鎖します。186.00円を超えた先は、過去のジャマな壁が少ない「真空地帯」のようになっているため、買いが買いを呼ぶ『踏み上げ(ショートスクイズ)』が発生し、短時間で186.50円、さらには大台の187.00円付近まで一直線に駆け上がるような鋭い爆発を見せる可能性が高いです。

185円割れによる「深めのお休み」お天気
注目ポイント:185.00円の大台割れ

逆に、水色のトレンドラインと心理的節目が重なる「185.00円」を明確に下に割り込んでしまった場合は注意が必要です。ここを最後の砦として必死に守っていた買い手さんたちが一斉に投げ売り(損切り)を始めるため、一時的に下落のスピードが速まります。「イケイケの上昇ムード」は一旦おしまいとなり、日足のサポートがある184.50円や、さらに深い183.00円〜184.00円付近まで一過性の強い雨(調整)が降ることになります。

💡 メーターが示す「上昇余地(ヘッドルーム)」の秘密
現在の日足のRSI(過熱感を測るメーター)を見ると、数値は「53付近」という真ん中の安全圏にいます。これは、価格がここから急騰し始めても、指標的にはまだまだ上にいく余裕がたっぷり残されている状態(買われすぎのブレーキがかかりにくい状態)を意味しています。テクニカル的にも、爆発的な再上昇を受け入れる準備は万全です。

賢いトレーダーになるための明日からの作戦プラン

非対称なリスク(上値の爆発力と下値の堅さ)を味方につけるための、具体的な立ち回り方です。

  • 基本は「引きつけてからの押し目買い」が有利:下値には大量の買い予約(64.03%)が控えているため、基本の流れに逆らわず、青いトレンドライン(185.00円〜185.30円付近)まで降りてきてしっかり反発するのを確認してから応援するのが最も勝率の高い作戦になります。
  • 186円の飛び乗り買いは一歩引いて慎重に:踏み上げが始まると勢いが強すぎるため、初心者が慌てて高値で飛び乗ると、一時的な激しいブレ(押し戻し)で振り落とされる危険があります。186.00円を抜けた後、その価格が今度は「床(サポート)」に変わったこと(サポレジ転換)を目視してから乗っても全く遅くありません。
  • 185.00円を割ったら「相場は逃げない」精神で静観:もし万が一185.00円を割り込んだら、上昇トレンドの終わりを意味しなくても「一時的な嵐」のサインです。無理にナンピン買いなどをせず、次の安全地帯である184.00円〜184.50円あたりで雨が止む(下げ止まる)のをじっくり待ちましょう

来週のユーロ円予報・まとめ
  • 長期的なトレンドは上昇維持。ブロードニングチャネル内を健全に巡航中。
  • オーダーブックは「売り手60.55%」の歪みがあり、上抜け時の爆発力はロケット級!
  • 日足RSIは53と過熱感なし。上値への「上昇余地」は十分に開かれています。
  • 来週の守りの要は185.00円。ここを割ると184.00円台前半までの深めの雨に。
  • 迷っている横ばい(レンジ)の間は無理せず、どちらかの壁が壊れるのを待つのがプロの知恵。

よくある質問(FAQ)

Qなぜ売りポジション(ショート)が6割も溜まっているのですか?
現在の価格が数年来の高値圏にあるため、大衆心理として「そろそろ天井で下がってくるだろう」という逆張りの売りを出してしまう人が多いためです。しかし、これが逆に価格が下がりにくく、上がったときに急騰しやすい「燃料」になってしまっています。
Q185円をもし割ってしまったら、すぐに損切りすべきですか?
185.00円を根拠に買っていた(ロングしていた)のであれば、そこを明確に割った場合は一度リセット(損切り)を考えるのが安全です。185円のすぐ下には買い手の損切りが密集しているため、巻き込まれると184.5円付近まで一気に連れていかれるリスクがあるからです。

※本記事は相場分析の参考となる情報の提供を目的としております。実際の取引はお自身の判断と責任において、無理のない資金管理のもとで行ってください。


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